司法書士とは
法的文書作成のスペシャリスト!
弁護士の業務を行うこともあります。
司法書士の主な仕事のひとつとして挙げられるのが、登記業務。
例えば、土地や建物を購入するときに、司法書士さんにお世話になったという人が多いはず。
土地や建物の売買をする際は、所有権を売主から買主に移す必要がありますが、この所有権移転の登記手続きを代行するのが司法書士です。
登記業務は不動産登記だけに限らず、会社設立の際には法人登記が必要になります。
手続きを代行する専門
会社の重要事項が変更になるたびに、それを登記に反映させなければならず、それらの手続きを代行する専門家が司法書士というわけです。
さらに、研修を受けた認定司法書士なら、簡易裁判所で審理される140万円以下の事件について、弁護士と同じ業務を行うこともできます。
弁護士と同じように依頼主の代理人となって、相手と交渉や調停を行ったり、裁判を起こすこともできるのです。
司法書士が行う業務
司法書士が行う業務をまとめてみると以下のようになります。
(1)不動産登記や商業登記などの登記業務
(2)企業法務、相続、債務整理などについての書類作成業務
(3)簡易裁判所で審理される140万円以下の法律事件の解決
(1)の業務については司法書士の独占業務です。
(2)と(3)については、弁護士の行う業務と重なっている部分があります。
司法書士は、遺言書や相続関係の書類、協議離婚の際の離婚協議書のほか、内容証明書や契約書の作成なども行いますので、その点は行政書士の仕事とも重複することになりますね。