司法試験に落ちた人は司法書士試験に流れる?

行政書士試験と司法書士試験の受験者を比較した時、顕著な差として表れるのは「法律の知識レベルの違い」であると思います。

もっとも、男女費や年齢層などの差異というのもないわけではないのですが、それらは両資格試験を考える上ではさほど重要なことではありません。

資格試験は老若男女を問わず、すべての人が公平に挑戦できる場です。
「自分は女性だから」とか「歳をとり過ぎているから」と、不要な部分でネガティブに陥るのはナンセンスであると言えます。

少し話はそれましたが、ここからは行政書士と司法書士の受験生の質、つまり法律の知識の差についてのお話に戻りましょう。

両資格試験全体を見渡すと、司法書士試験受験生のレベルが明らかに高いことが分かります。

同じ士業の試験であるにも関わらず、どうしてそんなことが生じるのかと言えば、タイトルにもあるように、「司法試験落ちの受験生が司法書士試験に流れる」といった傾向があるからです。

一度は弁護士を目指すべく司法試験を志したものの、何年もの歳月を試験に費やし疲弊する中で、最終的には司法書士という資格に落ち着くパターンというのは意外と多いようです。

しかしながら、一般的には「行政書士試験は簡単」というイメージがすでに巷に浸透してしまっているために、数ある士業資格の中でもより合格率の低い(つまり「難しい」)司法書士に注目する、といった傾向にあります。

法初学者なら行政書士

よって、もしも法律の知識がさほど高くない状態で司法書士試験の受験へと飛び込むのであれば、相当厳しい世界に身を投じることになると言えましょう。

司法試験対策として何年もみっちり法を学んできた人たちがライバルになるわけですから、これは至極当然のことです。

一方、行政書士試験の受験者層といえば、数ある法律系国家資格の中でも比較的、「法初学者や実務未経験者が多い」という点に特徴があります。

これは某大手通信教育会社のホームページにも「受験生の大半は法律初心者」と大きく打ち出していることに象徴される通りで、非常に特徴的な傾向であると言えます。

法律を初めて学ぶ方やあまり自信のない方でも、ライバルが自分と同レベルであれば挑戦しやすいことは言うまでもありませんね。
行政書士と司法書士、狙うなら断然行政書士なんです。

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