「仕事の幅広さ」は行政書士に軍配!

さて、これから行政書士や司法書士の資格を目指される皆さんにとって、最大の関心事といえばやはり「どちらが稼げるのか」の一点に尽きると思います。
士業資格は取得したこと自体がステイタスにつながることはもちろんですが、実際に自分の腕一本で独立して仕事を展開していく上でのツールとしても大変価値のあるものです。どうせ取得するのであれば、より需要の高いライセンス、つまりはビジネスチャンスの多い方を目指したいものですよね。

 行政書士と司法書士、どちらがお金になるのかについては一概には言い難いものがあります。
いずれも独占業務を持つ士業資格ですから、世の中には常に一定のニーズがあることは確かです。しかしながら、そのニーズを上手く拾って仕事につなげられるかどうかについては「個々のスキル次第」と言わざるを得ません。
つまり、「こちらの資格を持っているから稼げた」というよりも、「士業としての経営センスがあるから高収入を得ることが出来た」という方が正解なのです。
同じ資格で開業していても、“稼げる人”と“稼げない人”に分かれるのは、こうした個人のスキルの差によるものなのではないでしょうか。

 しかしながら、これから行政書士か司法書士かのいずれかの資格試験に挑戦する皆さんに向け、あえてどちらかをオススメするとするならば、やはり「行政書士」です。
その理由としては、前ページでお話ししたような「難易度レベルや受験者層の差」はもちろん考慮すべき点ですが、もうひとつ、「行政書士の業務範囲の幅広さ」も忘れてはならないポイントです。
司法書士が主に不動産登記をメインに行う専門家であるのに対し、行政書士はあらゆる手続き代行を一手に担う“よろずや”的存在。
その取扱業務は実に一万種を超えるとも言われています。行政書士としてやれることがこれだけ幅広いわけですから、これまで関連業務に携わったことのない方でも、ご自身のキャリアや得意分野をあらゆる形でビジネスに活かしやすいとも言えるのではないでしょうか?司法書士以上に稼げる可能性は高そうです。

>>士業の仕事とは? 特集インタビューページ(提供:フォーサイト)

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