“通っているだけ”で満足していませんか?

行政書士試験や司法書士試験レベルの難関国家資格ともなれば、受験するにあたって「どこか資格予備校に通わなければ」と考える受験生が大半だと思います。
「独学では難しいだろうし、でも通信教育って何だか頼りないし」「やっぱり予備校に通うのが一番の近道だろう」、ある程度難しい試験の対策となれば、真っ先に頭に浮かぶのは通学講座の受講です。

 しかしながら、皆さんがベストと信じてやまないこの「予備校通学」という選択肢、 実は意外な落とし穴が潜んでいることをご存知でしょうか?
予備校に通っているから安心、あとはカリキュラムについていくだけ、と思っていたら大間違い。みすみす合格を逃すことにもなりかねないのです。

 行政書士試験や司法書士試験の対策に予備校通学がオススメ出来ない理由として、まず挙げられるのが「通学をすることで、予習・復習に十分な時間がかけられない」といった問題です。

行政書士試験と司法書士試験、これらは共に社会人受験が大半を占め、何かしら仕事をしながら資格受験に挑戦するケースがごく一般的だと思います。ただでさえ日々忙しくしているのに、その上予備校にも通うとなれば、純粋に講義受講のみにかかる時間だけでなく、往復の通学時間、講義に参加するために他の日に仕事をこなす時間など、プラスαの時間が求められるものです。
このような状況で、講義前の予習や受講を終えてからの復習が満足に出来るでしょうか?改めて振り返ってみると「手薄になっている」と感じる方がほとんどだと思います。
ですが、予備校通学をしていると、どうしても「自分は学校に通っているから」「今日もしっかり授業を受けたから」と妙に安心してしまうものです。

こうした過信から、予習や復習がおろそかになっていてもさほどそのことを重要視しない、といった方が意外と多いのも事実。
これでは、せっかく時間をかけて、それなりのものを支払って通学していても、何の意味もないことになりかねません。

 行政書士試験や司法書士試験の対策のために予備校に通うことは、必ずしも悪いことではありません。
ですが、「時間の捻出をどうするか」「通学することで過信に陥らないか」等、通学特有の課題に目を向けることは必要であると言えます。
くれぐれも、「通っているだけで満足」にならないよう、注意しましょう。

>>士業の仕事とは? 特集インタビューページ(提供:フォーサイト)

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